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読解力=生きる力〜ニードモアはどのように読解力向上指導をしているのか〜

こんにちは、兵庫県加古川市・播磨町で学習塾「ニードモアアカデミー」を運営している三浦です。

「読解力」をテーマに書いてきた国語回ですが、後半パートはおすすめの本の読み方やニードモア流読解力向上指導法について解説していきたいと思います。

前半はコチラ↓↓

目次

読書習慣の大切さと始め方

本選びのポイント

読解力を養う最も基本的な方法は「読書」です。土山校の河村は普段から明治・昭和時代の文豪の作品を読んでいるそうですが、初めて読書習慣を身につける子どもたちには、まずは興味のある本から始めることをおすすめしています。

読書習慣がない子どもたちには、ハードルを下げることが重要です。全部読まなくても良い、途中でやめても良いという気持ちで始めることで、本を手に取る習慣自体を身につけることができます。

効果的な読書方法

読書をする際には、以下のポイントを意識すると効果的です:

  1. 音読と内容要約 – 特に小学生は親御さんと一緒に音読し、内容を要約する練習をする
  2. 分からない言葉は調べる – 河村は難しい言葉や時代背景などを調べながら読む習慣があるそうです
  3. アウトプットする – 読書メモを取る、一言感想を書く、親御さんに内容を話すなど
  4. 他者と意見交換する – 同じ本を読んだ友達と内容について話し合うなども効果的

「人間は忘れる生き物」です。

エビングハウスの忘却曲線によれば24時間で約70%の情報を忘れてしまうとのこと。そのため、忘れても大丈夫、完璧にやろうと思わなくていいという姿勢で臨むことが大切です。

読書で得られる力

読書を通じて読解力を鍛えることで、以下のような様々な能力が副産物として身につきます:

  • 語彙力
  • 思考力
  • 表現力
  • 想像力
  • 共感力
  • 集中力

特に語彙力については、河村自身も「難しい言葉や慣用句はほぼ全部小説から学んだ」と話しており、読書の大きな恩恵を実感しているようです。

ニードモアアカデミーでの読解力育成アプローチ

数学での読解力指導

ニードモアアカデミーでは、国語以外の教科でも読解力を鍛える指導を行っています。数学では特に文章問題で読解力が重要になります。

例えば、「ある2桁の自然数があります。十の位の数を4倍した数は一の位の数より10大きくなります…」というような連立方程式の問題では、何が起こっているのかや大小関係を正確に理解しないと立式ができません。

当塾では、式を作った理由を言語化する習慣づけを大切にしています。問題文から情報を正確に読み取り、なぜその式になるのかを説明できるよう指導しています。

英語での読解力指導

英語の場合、長文はまさに読解力が必要です。特に接続詞(but、however、though、so など)によって文脈の流れが変わる点に注目した指導を行っています。

例えば、「but」があれば、ネガティブからポジティブに変わったのか、ポジティブからネガティブに変わったのかを考えさせます。単に英文を翻訳するだけでなく、文章の構成自体も生徒に言語化できるよう導いています。

情報社会における読解力の重要性

現代は膨大な情報が溢れる時代です。一説によると、現代人が1日で得る情報量は江戸時代の1年分、平安時代の一生分に匹敵するとも言われています。

このような情報過多の社会では、フェイクニュースや偏った情報から正しい情報を選別する「批判的読解力」が必要です。

また、日本語という言語自体が構造的に複雑であることも、読解力の重要性を高めています。

「日本は自然が美しい」

という一文を例に挙げると、「日本」は主語ではなく主題であり、「自然が」が「美しい」という述語に対する主語になるなど、階層的な構造を持っています。このような日本語の特性も、読解力を磨く必要性を示しています。

まとめ

読解力は全ての教科の基礎となるだけでなく、現代社会を生きるうえでも欠かせないスキルです。ニードモアアカデミーでは、各教科の指導を通じて読解力を高める取り組みを行っています。

ご家庭でも、お子さまの読書習慣づくりをサポートいただければ幸いです。ハードルを低く設定し、まずは本を手に取る習慣から始めてみましょう♪


ニードモアアカデミーは、兵庫県加古川市・播磨町で小中高生向けの学習指導を行っています。2025年の高校入試では全員が第一志望校に合格する素晴らしい実績を残しました。新しいポッドキャスト「ニードモアの聴く塾便り」も始まりましたので、ぜひご視聴ください!!

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